コラム

COLUMN

2025.09.01
香りの効果

私はウオーキングの際に楽しみにしていることがあります。それは新緑の季節の香りや金木犀、ラベンダーやバラなどの香りを楽しむことです。風に乗って感じる香りはなんとも幸せな気分になり、「今日もウオーキングをしてよかった」と、そんな気持ちになります。そのほかにもパンが焼けた香りや香ばしいコーヒー、お土産でもらったジャスミン茶の香りなど、小さなときから何故か香りに敏感で、近所の換気扇からの匂いで「〇〇さんのお家は今日はカレーみたいね!家もカレーにしない?」と母をよく驚かせていました。

今回は香りをテーマに、香りが与える効果や影響をお話してみようと思います。まずは以下のイラストで香りの効果をご紹介します。

生活環境に良い香りをプラスすると、生活の快適度がアップします。掃除や入浴など、日常のささいなタイミングで試せることをご紹介します。

掃除のバケツにお湯を張り、ハッカ油を3滴。よくかき混ぜて拭き掃除。

ラベンダーなどのサッシュを枕元において快眠。

玄関にお気に入りの小さなお皿に3滴垂らす。お気に入りの香りでも可。

匂いが籠りがちな介護シーン。排泄物などの匂いには消臭効果のあるユーカリやミントがおすすめ。

ゆずの果皮のリモネンの香りで、血行促進疲労回復効果あり。

コーヒーの香りでリラックスできたり、スパイスの香りで食欲が増したり…古くから受け継がれてきた日本独特の食習慣にも、香りの知恵が息づいています。香りの良い食材をうまく利用して、健康な体を保ちましょう。

コーヒーには品種によって集中力向上効果やリラックス効果が!

肉や魚料理に欠かせないペッパーやハーブ、カレーのクミンなどの香辛料は食欲ない時に胃液の分泌を促進する効果と集中力アップ効果もあります。

江戸時代からうどんの薬味としても使われていた香味野菜香りや彩りを加わるだけでなく体を温めたり冷やしたり、消化を助ける効果や食あたり予防も期待できます。

桜餅や柏餅や笹団子は植物の葉を上手に使って、葉の香りの成分がもたらす抗菌作用を利用しています。大事にしたい日本独特の食習慣です。

魚特有の匂いを薬味をたっぷり使うことで爽やかに!減塩にもつながります。

シークエルより

香りは私達の心や体の不調にそっと寄り添う強い味方です。上手に活用することで、生活が豊かになりますよ。